まずは何故、胡蝶蘭が供花として人気があるのかをお話します。
胡蝶蘭の花言葉は「清純」です。個人をお送りするのに相応しい意味を持っています。
胡蝶蘭には多くの色がありますが、四十九日までは「白」を飾りましょう。
「白上がり」と言って、四十九日までは「白色」がマナーです。
ただ、四十九日を過ぎれば、個人が好きであった色など、黄色でもピンクでも、どんな色でも大丈夫です。
２つ目の理由が、荘厳で気品が感じられる花だからです。何十と咲く花には「大輪」と「中輪」がありますが、お葬式の時には「中輪」を選ぶのが一般的ですので、覚えておきましょう。
３つ目の理由が、花が長持ちすることです。おおよそ１～３ヶ月位は花が咲き続けてくれますから、美しい荘厳な花がいつまでも咲き続けてくれるところが人気の秘密です。
４つ目の理由は、手入れが簡単な事。基本的に適度な水やりをするだけで、花は維持出来ます。もちろん、次の年にもまた咲かせようとなると、それなりの知識と手入れが必要とはなりますが、葬儀の期間はほぼ手入れがいらない所も、供花に選ばれる大きな理由の一つです。
葬式での胡蝶蘭の選び方
さて次は、お葬式のための胡蝶蘭の選び方です。
基本的に供花を飾るのは、「お葬式の運営者の場合」と、「参列者の場合」で違います。
運営者の場合
お葬式の運営側が、葬儀に使用する花を準備する場合は、基本的にお願いした葬儀屋さんが手配してくれます。
葬儀前の準備段階で、花の種類と予算を話し合って決めますので、自分で手配する必要はほぼありません。
参列者の場合
しかし、参列者が花を贈る場合は、少し違います。
- 「胡蝶蘭の花スタンド」を手配する場合
- 祭壇に飾る「鉢植えの胡蝶蘭」を手配する場合
まず初めに、上のどちらかにするかを決めます。この場合、喪主さんなど葬儀の運営者さんと直接打ち合わせて、どちらにするかを決めるのも良いでしょう。
どちらにしても重要なことは、
葬儀に間に合わせる事が最重要になります！
そこでお勧めするのは、「胡蝶蘭専門店」から即日配送を依頼することです。
一般の花屋ではなく、胡蝶蘭に特化していますから、冠婚葬祭のマナーは全てこの専門店にお任せで出来ます。
即日配送が出来る「胡蝶蘭専門店」のサイトを下に載せて置きますので、参考にしてみてください。
お葬式に贈る胡蝶蘭の種類と金額
参列者として胡蝶蘭を葬儀会場に送る場合、
スタンド花を送る場合
大きいスタンド花の大きさはおおよそ、
高さ200センチメートル、
幅が110センチメートル程度
が標準となります。
金額は25,000円～50,000円程度
鉢植えを送る場合
大きなスタンド花ではなく、祭壇周りなどにお供えする「鉢植え」も選べます。
鉢植えには「何本立」という、鉢に植わっている胡蝶蘭の本数を選びます。一般的に葬儀には３～５本が選ばれます。
３本立
胡蝶蘭３本立の大きさはおおよそ、
高さ８０～１００センチメートル、
が標準となります。
金額は９,000円～４0,000円程度
５本立
大きいスタンド花の大きさはおおよそ、
高さ100～120センチメートル、
が標準となります。
金額は30,000円～５0,000円程度
が目安です。
まとめ
運営側は葬儀屋さんがすべて手配してくれますから、必要ありません。
お葬式会場に供花を送る必要があるのは、基本的には参列者です。
参列者として胡蝶蘭を会場に送るためには、葬儀の日に絶対に間に合わせなければいけません。
また大事な葬儀に、マナー違反にならないように最新の注意が必要です。
こんな時には迷わず、冠婚葬祭に特化した『胡蝶蘭専門店』に依頼するのが最も手間が掛からず、間違いもありません。
胡蝶蘭の種類は２種類。
「スタンド花」、または祭壇に飾る「鉢植え」に分かれます。
祭壇に飾る「鉢植え」の場合は、３本立か５本立を選びます。
また四十九日以内の場合は、必ず花の色は「白」を選びましょう。
以上が、お葬式に合う供花として、胡蝶蘭の選び方です。
